母の介護奮闘中

ヘルパーさん、アレクサに慣れない・・・と第2次夜更かし阻止作戦

今回でとりあえず完結です、全てにおいて完璧ではありませんが、自分なりに上手くいったっと思います。

現 在 の 状 況

生活環境 自宅、1人暮らし
症状 認知症、糖尿病
病院 月1回 脳神経クリニック、整形外科
飲み薬 朝、昼、夜、寝る前
介護レベル 要介護2
ヘルパーさん 1日に3回
デイサービス 週2回

目次

ヘルパーさん、アレクサに苦戦中!

前回の敗北から何日か経ちましたが、状況は少しずつ良くなっています。

しかし・・・、

タイムロッキングコンテナが目の前に現れる度に、気になって気になってしょうがないようで、中のクスリを取ろうと必死に蓋を開けようと、来る日も来る日も格闘しています。

さすがにタイムロッキングコンテナの疲労感は、カメラ越しに見てもかなりの重症で、専門の病院があれば連れていきたくなるほど、痛々しいレベルになってきました。

母のそんな攻撃にも必死で耐える姿は、感動すら覚えるようです。

頑張れコンテナ!頑張れコンテナ!

気付くと私はカメラ越しに応援していました。

さすがに毎日は飽きてきたのか、それとも理解し始めたのか、徐々に諦めが早くなり、次第に興味はなく経っているようです。

ヘルパーさんのタイマーセットも誤差1分ぐらいで、精度が格段に上がっています。

やはり「アレクサに聞いて下さい」と伝えたのがよかったんですが、アレクサになれない人もまだまだ多く、どうしてもうまくいかないパターンもあります。

「アレクサ」と発してから、青い丸上の光が出てから、要件を伝えればいいのですが、繋げて話す人がかなり多いんです。

「アレクサ、9時まであと何分?」とアレクサのの後に一息ついて欲しいんですが、

ヘルパーさん
ヘルパーさん
アレクサ9時まであと何分?

と、最初から最後まで繋げて言ってしまうので、アレクサは、

アレクサ
アレクサ
すいません、よく分かりませんでした

当然、こうなりますが、ヘルパーさんは原因が分かっていないので、もう一度繰り返します。

ヘルパーさん
ヘルパーさん
アレクサ9時まであと何分?
アレクサ
アレクサ
すいません、よく分かりませんでした

この様子を見ている母は、かなり不思議そうな顔をして、ヘルパーさんを見ています。

それはそうですね、ほぼいきなりアレクサに話しかけるんですから。

ヘルパーさんもそうです、母の前でアレクサに話しかけるのは、少し恥ずかしいかもしれません。それに何度も同じ事を繰り返していれば、なおさらです。

あきらめたヘルパーさんは、結局自分で計算してセットを行います。

アレクサも大分普及していると思っていたんですが、まだまだ使いこなしている方は少ないのかもしれません。

これではらちが明かないので、私がアレクサアプリで「伝言」という定型アクションを作って、アレクサへの発声の仕方を伝える事にします。

でも、皆さんスマホ持ってるんで、グーグルで検索かけた方が分かりやすいですね。

「21時まであと何分?」

クスリはどうなった?

タイムロッキングコンテナの開く時間からメッセージが流れるまでが、かなりスムーズになったので、クスリを飲む事に関しては100%です。

全てがきれいに済んでいるわけではなく、たまたま21時前にトイレに行く事があり、茶の間にいないケースもあったんです。

その時は、戻ってきたタイミングでメッセージを流せば、まず飲んでくれます。

アレクサ
アレクサ
○○さん、目の前にある箱にクスリが入ってるので、蓋を開けてクスリを取り、飲んで下さい。

しかし、このケースでなかなか飲んでくれない事があったんです。

メッセージを聞いてはいたんですが、何故か・・・、

母
飲みましたー!

と、ウソをつくんです。

まあ、ウソではなくて飲んだと思いこんでるだけだと思うんですが、もう一度流してみます。

アレクサ
アレクサ
○○さん、目の前にある箱にクスリが入ってるので、蓋を開けてクスリを取り、飲んで下さい。

今度は少し怪訝そうに、

母
飲んだー!

飲まないのでもう一度流します、すると若干キレ気味に、

母
飲んだって、言ってるべなー!!

と叫びました。結構怒っています。

これ以上流すと、アレクサにも危険が及ぶかもしれないので、少しここで様子を見る事にします。

しばらくしたら、普通に蓋を開けて飲んでました。ちゃんちゃん。

後々、寝る前のクスリは無くす方向なので、それまでは今の方法を続ければ問題なさそうです。

第二次夜更かし阻止作戦

さて、問題はこれです。

前回、照明のリモコンを隠し忘れるという大失態を犯した私ですが、翌日からはヘルパーさんにしっかり伝え、夜は手元にリモコンが無い状況です。

最近気になるのが、22時30分~40分頃に席を立ち、台所に行って惣菜を持ってくるパターンが増えました。

何故かは分かりませんが、その時間に持ってきて食べ始めれば、23時にはまだ食べている最中なんです。

もちろん23時には照明もテレビも消え、もう真っ暗になった状態なんですが、それでも本人はお構いなしに食べ続けます。

なかなかのホラーな光景です。

途中、やはり見づらいのか、リモコンを探しますが、当然見つからないので、今度はテレビを点けますが、私は「入力切替」にして電源を消します。

母は何度かテレビの電源を入れますが、何も映らないので、その内諦めます。

そのまま食べ続け、食べ終わるとそのままソファーに寝ようとしますが、そこでアレクサにしゃべってもらいます。

アレクサ
アレクサ
○○さん、11時を過ぎました、早くお布団に行って寝ましょう。

1回だけでは寝ないので、これを0時まで何度か繰り返すとうるさいと思ったのか、やっと寝室に行くようになりました。

暗くすれば何もやる事が無くなり、寝室に行くのではと想定しましたが、一応成功している思います。

今後は23時に寝室で寝るようにこの流れをしばらく続けていきます。

3か月後・・・

さすがに私も仕事をしながらとはいえ、毎日見てるわけにいかないのですが、結論から言うと23時には寝室に行くようになりました。

照明のリモコンも探さない、テレビも点けない、その時間は食べない、ほぼ完璧に近い状況です。

ネット環境(楽天モバイル)

見守りカメラ

エコードット(アレクサ)

タイムロッキングコンテナ

 

一緒に住んでいれば、なんて事の無い問題ですが、離れて暮らしている状況下で次々と問題が発生する中、問題解決のため何とかしようと試行錯誤し、「親と子」お互いが何事もなく暮らしていけるよう、家族はもちろんですが、ケアマネさん、ヘルパーさんなどの協力のもと、環境を整えていく事に力を注ぐ毎日です。

このブログでは同じような体験されている方へ、私の記事を読んで参考にして頂けたら嬉しく思います。

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